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このぺーじは、とってもきょういくにわるいです。こうこうせいの おにいさんおねえさんになってから、またきてね。
by meyndina
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ちっちゃな田村はオトナ買い
不健全ブログ発信中!
よいこの検索ヒット防止策として、作品の表記に「 」をはさんだりなんだり。
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しにました

電話がキライです。いきなりヒトのやってること断りもなく中断させといて挨拶ナシかいな件が多すぎます。ちゃんとした用事、緊急の連絡ならよいのだけれど、セールスはやはり業腹。そもそもの礼儀を心得ていない(オイラもな!)輩からだとさらに業腹。「この電話はコンピューターでんわです」とかいってテープ音声を無理やり聞かせるのとか、なんだって電話と礼儀はあいいれないのでせう。


ここ数年しょっちゅうかけてくるバカ野郎はいつもこんなパターンです。なまりの残るヘンな若い男の声で、「やんまんだ(山田)ですけど、○○さんはいらっさいますが?」とかなんとか切り出すいわゆるキャッチセールス。なまりを残して純情ぶるなよ。そんでもってそれ以前に、業者名を名乗れよ。そいでもってフツウ、若い衆のおともだち同士なら、ケータイで直接やり取りしているだろうがよ。


田村の父ミハイル・マレンコフは、いちいちこんなのにも対応して取り次いでしまううっかりさん。母キミ子さん(仮名)ならそんなことないのになー、いいかげんセールスだって気づいてくれとばかり思っていました。この手の電話はどういうわけか、いっつも父ミハイル・マレンコフがとりますし。


そんなこんなを思っていたら、なんと直接対決の機会を得たずぇ~。「○○さん」のオイラ、こう言ってやったモンですさ。「○○はしにました。」


件のしつけの悪い偽装純朴男はいきなりガチャリと切りよりました。きっと歯並びも最悪だと思います。以後コイツからは、妹小田村にたいしては時々かかってくるものの、田村本人にはなくなりましたとさ。ちょっと前に見たテレビで、おんなじことをやってました。クサレ業者のリストから自分の名前を削除するには実際効果的な一言、だそうです。


そして田村はきょうもまた、ロ~カルな駅前エリアで「クジつき」ティッシュやら安っぽいハンカチやらを配っては着物の押し売り会場へと導かれてゆくオバちゃんらを尻目に、犬田村壱號弐號のあんよを拭くのにちょうどいいなーとばかりに安っぽいハンカチだけは受け取ります。


お、意外にお役立ちな雰囲気だなー。オイラ非情だけど。泥臭い生保オバチャンもマルチ商法と宗教の訪問販売も(あれは、販売ですね)あっさり下す、ハードボイルド養成講座にもなりますねー。マルチは危険だしのぅ。どういうわけかこれらを断れないお人への、意識改革はカンタンですわよ。読むだけでやめられる禁煙セラピーよりも楽チンですわよ。またねえん。
# by meyndina | 2005-05-02 10:36 | 仁義なき賃金回収闘争記

ドンばーちゃんを朝の連ドラにどうよ

ヘタレっ子ながら格闘技を習い始めたのですが、いまだ性根は文系オタク女子の牙城を崩せずにおります。そういうわけで、まったく相容れない生態とオキテにしたがうヤンキーさんが出ていらっしゃるマンガにもほとんど手をつけずにおりました。しかし実際のたべものと違って、マンガの好き嫌いはあっさり更新されるもの。


ヤンマガは「花とみつばち」を読んでいたのではじめ、この作品はヤンキーさん大結集みたいだし、と食指が伸びなかったものでした。他誌でもヤンキー大集合みたいな作品を描いている作者だと思っていたので。正確には元ヤンチャのオヤジどもが主人公。これは、ギャグにしろシリアスにしろ過激なエピソード多めなので人にもよるけど女でもおもしろいかもね。ちょっと前に完結した田中宏「莫逆家族」(ばくぎゃくファミーリア)。あー、どっかで全巻ドンばーちゃんの出番だけでも読みとおしたいのう。作者は現在ヤンマガで、新作「女神の鬼」の連載を開始したばかりです。こっちもおもろいです。


読むようになったきっかけは単純。お気に入りのキャラができたからです。あ、美形とかそういうのではないですよ。ルックスはむしろ宇宙系のチンチクリン。登場人物の多くにとって、おっかさんやばあちゃんとして大切な存在となっている、ドンばーちゃんなる人物です。


火野鉄(ひの てつ)を中心とするかつてのヤンチャ仲間のあつしらは、とうに子持ちのオッサンとなってもなお仲良し。彼らの妻、子供たちをふくめ、血縁ではない絆、魂によって結ばれた「家族」でもあります。父として男の背をわが子に見せ、別にヒニンに失敗したから一緒にいるわけではない証拠に妻との仲も非常に良好。思春期の娘がいないと思いこみ、そのスキにいそしむ大人の組体操には娘もすっかり毒気を抜かれる始末。


そんな楽しい日々なれど、終局には、折り合いの悪い一派との衝突で取り返しのつかない悲劇が彼らを待ち受けているのだけれど。彼らにとってもうひとりの中心人物となるのがさきのドンばーちゃん。主人公は鉄たちなんだけれども、彼女の存在感とオンナの一生ドラマがとってもよいのです。男性向けのマンガなのに、主人公の恋人キャラでもない女性がたいそうしっかり描き込まれていて、マンガとしての読み応え抜群です。


ドンばーちゃんは、事情を詳しくしらない若い「家族」からは鉄の実母と思われているようだけど、実際は子供を生むことのできなかった女性です。傍目から見れば色狂いともみられようとも、ただ、母となりたいがためにだけ過ごした日々が切なすぎです。実のばあちゃんではないことを語る、鉄の息子のさりげなさがまた。鉄の実母も登場するのですが、やっぱりドンばーちゃんはみんなのおっかさんです。


そしてラストのエピソードは、すべてに決着をつけるために自らの手をよごして終わりにしようとするドンばーちゃんの姿がクローズアップ。「ラジオから流れる昔のうたが 婆を母から女へ戻す」なるコピーと演出にもぐっと来ます。震えつつも覚悟を決めたドンばーちゃんの前に思わぬ人物が現れて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


えねえちけえも、あのくだんない朝の連ドラまだ続けるくらいならドンばーちゃん主役に据えんかい。
# by meyndina | 2005-05-02 00:49 | マンガの話題

また、メニウが増えました

あいかわらずでオバカ全開の民でございます。ネットと現実でのあまりの人格の違わなさにギョッとしてくださり、現実世界からのおともだちは、静観するよりないと諦められた模様です。でも。たまにはコメントちょうだいな。


さて、新しく増えたバカ目録は二件

・低血圧ドラえもんがたり
例の声優交代劇をかたるとしたら、おそらく5ヶ月以上10年過ぎても語り続けるに違いないので、バカ衝動を封印するという意味でリニューアル版は見ていません。

人生はじめての師と呼べるお方は藤本先生をおいてほかになく、ドラえもんを取り上げたら日本語の読み書き能力さえ奪われるに違いないという筋金入りバカは、血圧が42しかありません。でも早起きできます。しかしながら熱血はちょっとからだに悪いようです。なので自分のペースで永遠にチマチマ語り続けます。


・尽盛の燵仁(じんせいのたつじん)
生涯相容れることのないヤンキーさんふうにしてみました。あんまり要領のよくない、クルマで事故に遭うとしたらまちがいなく巻き込まれ型、ハンドル握ると人格かわる。(トロくさくなる)そんなヤマイモ人間が、たまたま要領よく切り抜けられたために決してわすれられなくなっちゃったおもひでのかずかず。悪徳商法を撃退する手もお教えするので、いちおうはお役立ちコーナーになれるかしら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
# by meyndina | 2005-05-02 00:22 | このブログのお取扱説明書

ヤンキー漫画におんな一匹

チビッ子のころといえば、なかよしに早々飽きたのちは、近所の男の子たちと廃品回収日を狙ってはジャンプまとめてイッキ読みしたもんでした。定期購読しているに違いないおうちにアタリをつけておいては、在庫一層処分時に我等が引き取り、次回の回収日まで「お預かり」したりなんだりなもんでした。「ドラゴンボール」黄金時代だったしのー。いやはや、あれは楽しかった。若年拾子団が回収したジャンプは、時として欠番もあるてんでんばらばらな順番なれど、各自メッチャ真剣にのめりこんでいたものでした。


そんなゆかいなお時間に、我々があんまり読まなかった作品もまた、あったのでありました。「ジョジョ」ならストーリーの複雑さを理解できなくてもその独特の世界観を楽しめればそれでよしだったのであります。ノウミソの要領2メガなりに楽しみ方を見つけていました。バトルシーンのマネが楽しかったしねー。


そんな拾子集団にしておんなじピアノ教室でレッスンからいかに逃げ出そうかばっかり考えていたって程度のフツウ小学生にとってのめりこめなかったのは、「ろくでなしBLUES」。連載時も、ジャンプ愛読者のなかでもやっぱり年長さんファンがついていた作品ではないでせうか。ただでさえ小学校とランドセルから開放されるめどもついていないのだから、高校生活なんて地球誕生よりも想像のつかない世界です。そのうえさらに独特なる伝統と格式をもつツッパリ世界。異性なんて、女の子の方からドッジだのジャンプ回収だのをもちかけてきてなら一緒に仲良く遊べる程度。ヒロインを取り合っての喧嘩また喧嘩など、フェルマーの定理以上に難解な命題でありました。先生たちがメインになったときの話は面白くて熱心に読んだけどなー。


長じてからもやっぱり、先生たちの出ているエピソードが一番面白かったと思う田村。いちおう女子ということもあるからか、女はあくまで添え物であるヤンキーマンガは、今後も読まないだろうとおもっておりました。ふとわが身をふりかえれば、やりもしないのにパチスロマンガとマージャンマンガまでも読んでたりするのですけれど。そんなオイラのマンガ観は、はまれる作品にさえ出会えばオセロのごとくあっさりひっくり返るのもまたしかり。事実。気持ちのよいくらいにひっくり返してくれる作品がありましたとさ。長くなったのでその話題は次の記事へ。
# by meyndina | 2005-05-01 23:50 | マンガの話題

チミは知ってるか~い。ドクター・レクターのイトコのことを?

サスペンス映画「羊たちの沈黙」シリーズでアンソニー・ホプキンスの怪演光るこのキャラは、なんと、架空の人物なのに現実世界にイトコを持っているなんともゴージャスさんな設定もあるのでした。あ、歴史上の人物の子孫とかご落胤とかいう、ウソっこレジェンド系な設定などおよびもしませんことよ。そのイトコ殿は、ピカソらと同時代から活躍した画家ということだし、ドクターともどもなんともセレブさん。


イトコ殿はその名もバルテュス。バルテュス作品を日本では単独で展覧会やったというハナシはきかないのですが、渋谷のブンカムラかどこかでバルテュス作品を含んだ展覧会が企画されて鑑賞の機会をもちました。作者について詳しく知らなくとも、画面から漂う圧倒的かつ奇妙なオーラに魅せられたお若い方々も少なくなかった模様。


このブログ唯一の高尚な話題が出てくるこのコーナーなんですが、バルテュスの制作秘話やらなんやらを知ってしまったいま、やっぱりオバカノリでいきますです。「芸術新潮」などで伺いしれる情報などあくまでもご本人の一端でしかないのでしょうが、このお方もしや、「キテレツサイコ博士とイトコということにしてもいいかな~?」と聞かれたさいに、「ようがす!」とばかりに快く承知してしまったのではないかしらとちょっとドキドキものです。


ちょっとヱロリラリ~な要素の絵についての面白エピソードにのけぞったのですが、「こんなん不謹慎じゃ!描きなおしておくんなまし!!」とばかりの要求に対し、「ようがす!」とばかりに描きなおすこたなおしたんですけれども、もっともっとのヱロリラリになってしまったそうな。


あ、件のブンカムラでの作品は、ハイキングにやってきた人々が一息ついているというなんてことはないはずの場面でちっともヱロ要素はないのですが、どこか不思議な空気が漂っています。「あ~、やっぱり体を動かすのっていいなぁ」だの、「オンモはすばらしい!」だの、「山の空気はすがすがしいねぇ」だのといった、体育会健全発言をものしそうにもない様子の人物ばかりのように見えるのです。伸びをしている人も、はよ家帰ってほかのことしたい、とかセリフをあてたほうがすんなりきそう。アタシの勝手な想像ですが。そして、疲れてぐったり眠りこける少女。


ブンカムラでの展示では、同じスケッチからおこしたに相違ない、もう一枚の作品も並べて展示してありました。そちらの号数が小さい作品では、先ほどの眠りこけている少女だけがひとりクローズアップされています。バルテュスの関心は、はじめからこちらにしかなかったのではないかな~、と思えるのです。イトコもすばらしいとはさすがレクター博士。
# by meyndina | 2005-05-01 23:29 | ゲージツのレビュ~